ハチのつぶやき

管理人「ハチ」が思う事を、チョロチョロっとつぶやいていくブログです

【高校生】理科〈原子の電子配置と価電子について〉

f:id:Enjoylife:20200505131935g:plain

今日は、原子核の周りにある電子の配置の仕方と周期表の特徴について調べてみました。

 

<電子配置について>

電子が運動することができる空間のことを電子殻といい、全体を見ると球状になっていて、中は原子核を覆うように層になっています。

 

電子は内側の電子殻から入る特徴があります。電子殻には1つの層に入る最大の収容電子数が決まっていて、

 

その数は層によって全て異なり、外側にいくにつれてその数は増えます。最大収容電子数の計算方法は、*2n²です。

 

 

<最外殻電子と価電子>

最外殻電子とは、最も外側の電子殻にある電子のことで、価電子とは、最外殻にある1~7個の電子で化学反応に関与する電子のことです。

 

価電子の数は、⋆典型元素は族番号の1の位の数で、希ガス(18族)元素は0です。「価電子の数0」の定義は閉殻構造になった時です。

 

閉殻構造とは、殻が最大収容数の電子で満たされた時、もしくは、最外殻電子が8個になった時に起こります。

 

元素は、He、Neなどの希ガス元素であり、性質は他の原子と結びつきにくく、単原子分子として存在しています。⋆典型元素…1,2族と12~18族元素のこと。

 

point!

  • 原子は、原子番号の最も近い、希ガスの原子の電子配置になろうとする特徴がある。
  • 希ガスの原子の最外殻電子の数は、Heが2で、あとは全て8である。「最外殻電子は2か8で安定する。」