【高校生】理科〈電子配置について〉
電子殻とは
電子は原子核のまわりにいくつかの層に分かれて存在し、存在できる空間を電子殻という。
原子核に近い内側から順に、K殻、Ⅼ殻、Ⅿ殻、Ǹ殻、…と呼ばれ、内側から順に電子殻に収容される。
電子殻に収容できる電子の最大数は、内側からn番目の電子殻の場合‟2n²個”で表すことができる。
〈電子配置の基本〉
電子は、内側から外側の電子殻に配置される。
一番外側の電子殻にある電子(最外殻電子)は最大8個までしか入らない。
例
炭素の場合 原子番号:6
原子番号=陽子=電子なので、電子は6個である。それらを内側から埋めていく。K殻は2個までなので、2個埋めて、残りの4個をL殻に埋める。※K殻は2個までだが、L殻からは最大8個まで電子が入る。