【高校生】社会〈世界の工業について〉
今日は生活を支える世界の工業について調べてみました。
<工業の種類>
工業の種類には、大きく分けて5つの分野に分けることが出来る。
手工業
小数の製品を手作業で作ること。
繊維製品や食品などの消費財を生産すること。
重工業
鉄鋼業、機械工業など。
重化学工業
自動車や航空機、各種の化学製品などを生産すること。
先端技術産業(ハイテク産業)
最先端の技術を用いて工業製品を生産すること。
<工業の歴史>
工業は、農産物や工業資源などの原材料を加工して、付加価値*¹を加えた製品をつくる産業です。
最初は、手工業が発達していましたが、18世紀後半ごろには蒸気機関や動力機械が発明されて、産業革命*²が進み、工業生産は機械の導入によって急速に拡大しました。
軽工業が発達するとともに、工業用の機械など、生産財をつくる工業も発達して重工業が成立しました。
20世紀になると電気の利用や化学の応用が進み、重化学工業が発達しました。
そして、第二次世界大戦後は、先進資本主義国を中心にオートメーション化と大規模化が進められました。近年では、先端技術産業が急速に成長しています。
*1、付加価値…製品の生産額と、原材料や燃料の購入費との差額のこと。
*2、産業革命…蒸気機関の発明によって大型の機械による大量生産が可能になった技術革新のこと。