【中学生】数学の「資料の整理と活用」
今回は、資料の整理と活用のうち代表値(資料の特徴を代表する数値のこと)について書いていきます。
代表値
代表値には、
- 平均値:個々の資料の値の合計を資料の個数で割った値のこと。
- 中央値(メジアン):資料を小さい方から並べたとき、中央にある値のこと。
- 最頻値(モード):資料の中で、最も多く出てくる値のこと。
- 範囲(レンジ):資料の中で散らばり程度を表す値のこと。資料の最大から最小の値をひいたもの。
公式
例題:ある中学校1年生の女子14人が1分間にできた反復横跳びの記録は次のようになった。
41、31、35、40、46、38、42、37、48、52、42、56、34、50(回)
(資料の個々の値の合計) 592
(1)(平均値)=――――――――――――=―――
(資料の総数) 14
=42,28… 平均値は約42,3(回)
(2)値を小さい方から順に並べます。
31、34、35、37、38、40、41、42、42、46、48、50、52、56
この時の中央値は、41と42の平均になります。
(中央値)=(41+42)÷2
=41,5 中央値は41,5(回)
(3)最頻値
度数分布表に整理します。
記録(回) │ 度数(人) (最頻値)=(40+45)÷2
――――――――――――――――――― =42,5 最頻値は42,5(回)
以上 未満
30 ~ 35 2
35 ~ 40 3
40 ~ 45 4 ←1番度数が多い
45 ~ 50 2
50 ~ 55 2
55 ~ 60 1
――――――――――――――――――――
合計 14
(4)最大と最小から
31、34、35、37、38、40、41、42、42、46、48、50、52、56
↑ ↑
最小 最大
(範囲)=56-31
=25 範囲は25(回)