【中学生】社会 江戸幕府の成立と鎖国の歴史について
1.時代の流れ
年代 | 主な出来事 |
1600年 | 関ヶ原の戦い(天下分け目の戦い) |
1603年 | 江戸幕府が成立する(以後、260年あまりも続く) |
1615年 | 豊臣氏がほろびる(大坂の陣による) |
武家諸法度を定める(幕府が定めた法律) | |
1623年 | 徳川家光が3代将軍になる(幕藩体制を確立する) |
1635年 | 参勤交代が制度化される(大名を1年おきに江戸と領地に住まわせる) |
1637年 | 島原・天草一揆が起こる<鎖国政策を進める>←貿易・外交を制限 |
1644年 | 清が中国を統一する |
17世紀後半 | シャクシャインを中心に戦いが起こる→アイヌの首長 |
2.時代のあらまし
- 徳川家康・・・関ヶ原の戦いで勝利し、江戸幕府を開いた人物
- 大名・・・将軍から1万石以上の領地を与えられた武士
- 藩・・・大名の領地とその政治組織
- 五人組・・・年貢の納入や犯罪防止のため、農民に共同の責任を負わせた仕組み
- 百姓・・・江戸時代の経済を支え、総人口の約85%をしめていた身分の人
- 朱印船貿易・・渡航許可状をもった船が、東南アジアなどで行っていた貿易
- 鎖国政策ののち貿易を許されたヨーロッパのオランダの国のみ貿易を行った
- 絵踏・・・キリスト教の信者を見つけ出すために、幕府がキリストやマリアの像を踏ませた
- 出島・・・1641年に、平戸のオランダ商館が移された、長崎港の人口島のこと
- 対馬藩・・・朝鮮との貿易が許されていた藩
Point!
島原・天草一揆は、キリスト教の禁止令が出されたあとに起こったこと。鎖国したときには、ヨーロッパ船が行き来する港を長崎と平戸にしぼりましたが、1639年には貿易相手は中国とオランダのみとなったこと。江戸幕府に常に置かれた、政治を取り仕切る最高職を老中と言う