【高校生】社会〈地球の表され方と領土〉

地球は球体と平面で表されており、その地図には本物の地球の似ている所とそうではない所がそれぞれの地図にある。

＜地球儀の特徴＞

• 長所：距離や方位、面積、形、角度はすべて正しい。
• 短所：世界を一度に見渡せず、持ち運びしにくいという特徴がある。

平面地図

＜メルカトル図法＞

• 長所：地図上のどこでも2点を直線で結べばその線は等角航路を示し、その方位を保って船を進めると目的地に到着できる。
• 短所：高緯度になるほど経線、緯線が長くなるため、面積の形や方位に違い(ひずみ)がでる。

＜正距方位図法＞

• 長所：あらゆる地点への距離と方位が正しく、図の中心からの最短航路(大圏航路)が直線で表される。
• 短所：周縁部では形や面積の違い(ひずみ)が大きくなる。

＜ホモロサイン(グード)図法＞

• 長所：低緯度でのひずみが小さいサンソン図法と高緯度でのひずみが小さいモルワイデ図法を接合した地図で、正積図なので分布を示す際に利用される。
• 短所：海洋部を断裂させているため、等値線図などは向いていない。