【高校生】社会〈サハラ以南のアフリカの生活と歴史について〉
今日は、サハラ砂漠より南の、アフリカの自然環境と生活や歴史的文化からの変化などについて、調べてみました。
<アフリカの自然環境と生活>
アフリカ大陸は、大部分が高原や台地からなるので標高が比較的高く、大陸の東部から
南部にかけて7000㎞にもなる大地のさけ目の大地溝帯があるのが特徴です。
気候は、ちょうど赤道を境目にして
南北で対称的に分布しています。
赤道付近では熱帯林が広がっていて、赤道から離れるにつれて草原が広がるサバナがあります。
スッテプやサバナが広がる乾燥した地域のサヘルでは、降水量の変動が大きいので人々の生活に影響が出やすく、さらに砂漠化が進んでいて問題視されています。
それを解決するために、政府では「砂漠化対処条約」を出し、破壊された植生を復元して、砂漠化した土地の拡大を防止することで、解決できるようになりました。
<歴史と文化について>
歴史
人類発祥の地であるアフリカは、かつては独自の文化を持ち、交易も盛んでした。15世紀末からの奴隷貿易の結果、人口は激減して文化や社会は大きく変化しました。
19世紀末までには、ほぼ全域がヨーロッパの植民地となり、ヨーロッパへの供給地となってしまいました。
1960年代には、ほとんどの国が独立をしていますが、今でも経済や文化面での繋がりが残っている地域があります。
文化の変化
アフリカの農業や牧畜は自給を基本としていました。ですが近年では都市への農、畜産物の販売が盛んになり、そして、仕事を求めて農村から都市へ移住する人が急速に増えました。
すると、インフラの整備が追いつかず、生活環境の悪いスラムも形成される問題も起きましたが、就業の機会は限られているので人口集中はなくなりました。