【高校生】理科〈周期表とその特徴について〉
今日は周期表と、並び方や特性について調べてみました。
<周期表の並び方>
元素を原子番号の小さいものから順に並べると、性質のよく似た元素が周期的に現れる
ようになります。これを周期律といいます。
周期律に基づいて、性質の類似した元素が同じ縦の列に並ぶように配列した表を元素の周期表といいます。
ただし、
原子量の小さい順ではありません。
周期表の縦の列を族といい、1~18族まであります。同じ族の元素群を同族元素といいます。
一方で横の列は周期といい、第1~7周期まであります。特に性質がよく似た同族元素は、特別な呼び方で呼ばれており、
と呼ばれています。
point!
周期表の発明者はロシアのメンデレーエフである。つくられた当初は原子量順であったが、現在では原子番号順である。
<周期表(典型元素)の特性>
周期表は、性質から典型元素と遷移元素に分けられており、典型元素では一般に18族の希ガスを除いて次の周期表の特性があります。
陽性、金属性
周期表の左下にいくほど大きくなる。原子半径は、周期では右へいくほど小さく、同族では下へいくほど大きくなる。
陰性、非金属性、(電子親和力、イオン化エネルギー)
右上にいくほど大きくなる。
⋆陽性…原子が陽イオンになりやすい性質のこと。
⋆陰性…原子が陰イオンになりやすい性質のこと。